Kenya Kangunu
March,22,2017
ケニア カングヌ AA
Tasting Notes:
フローラル、オレンジ、レモン、バニラのような風味、明るくクリスプな酸味、滑らかなコーヒーです。
KangunuWet Millは、1966年に開設されました。Mt Kenyaの近くに位置しており海抜は約1,750Mにも及びます。また、主に周辺地域のGicera,Gichiche,Gaciara,Kamica,Kathera村からチェリーが運ばれてきます。
収穫されたチェリーはその日の内に持ち込まれ生産処理されます。まず、チェリーはディスク型のパルパーによってパルピングされます。その後パーチメントからムシラージュを取り除くために一晩、発酵工程を行います。それから、発酵工程を止めるためにきれいな水につけておきます。最終工程として、アフリカンベッドの上で約7~15日間乾燥させます。この時、気候・気温・量に応じて乾燥させる時間を変えています。
また、環境を配慮し生産処理で使用した水は、処理場から離れたタンクで一度保管され汚染を防いでいます。その後、再利用されます。
C.Dorman(弊グループ輸出業者)は、年間を通して生産量拡大のために生産者へのセミナー(Good Agricultural Practice)や肥料提供を行っています。また、このWet Millは、C.Dormansの活動の一つであるCMS(Coffee Management Service)がサポートしています。このプログラムでは生産者と透明性のある強固な関係を築くことを重要視しています。なぜなら顧客と生産者の橋渡しになることで、質の高いコーヒーをプレミアム価格で販売でき、それと同時に生産者へプレミアム価格を支払うことができるので結果的に継続的にコーヒーを生産することができるためです。
生産国:ケニア(Kenya)
生産地域:エンブ(Embu)
処理場名:カングヌ(Kangunu)
所属している生産者数:1963メンバー
品種:SL28,SL34,Ruir11
生産処理方法:フリーウォッシュド(Fully Washed)
標高:1750msl
年間平均気温:12-25℃