ブラジル セハ・ド・ボネ#7 カップ・オブ・エクセレンス2021

Tasting Notes:
オレンジの爽やかな甘さや、パイナップルを思わせるトロピカルな印象。アプリコットのような繊細な味わいの中に、上品なフローラル感が広がります。さとうきびジュースのような甘さが長く続くコーヒーです。

Cup of Excellence:
その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに贈られる賞で、中南米を中心に各国でコンテストが行われています。国内予選を勝ち抜き、国際審査会により 味・品質に焦点を当てユニークで稀有なコーヒーとして評価されたわずかなコーヒーだけが称号を授与される『カップ・オブ・エクセレンス - Cup of Excellence』。
クリーンカップで雑味がなく高品質のスペシャルティコーヒーだけが持つ特有の風味、口に含んだ質感、心地よいアロマと活き活きとした酸味、甘い果物を思わすフレーバーを兼ね備えています。

農園詳細:
現農園主の父親であるカルロス・セルジオ・サングラードは、1988年にミナス・ジェライス州アラポンガで土地を購入し、その頃からコーヒー生産を始めました。初めはコーヒー豆の栽培面積は小さく、より広い面積を利用して肉牛や乳牛を育てていましたが、やがてカルロス氏はそこがコーヒー栽培に適した土地であることに気づき、牧場もコーヒー用の土地に変えていきました。
2003年、サングラードファミリーは初めてCOEに出品し、見事チャンピオンに輝き、その功績を持って彼らはさらにコーヒーの品質改善 ・ 向上に注力し始めました。
美しい農園や、コーヒーへの熱意や技術を残し、カルロス氏は2021年2月に亡くなられました。今ではカルロス氏の妻、そして現農園主マテウス氏を含む息子たちが、父が連ねた美しいスペシャルティコーヒーのストーリーを、計り知れないほどの責任感を持って絶やさず続けています。

この農園では、収穫期に入ると、完全完熟になったチェリーのみをセレクトピッキングし、収穫したほとんどをパルプドナチュラルとして生産処理しています。乾燥工程は全てアフリカンベットで行っており、降雨などの乾燥に適さない場合にも効率よく進められ、品質に影響を及ぼしにくいことを、父代から受け継いでいます。また、乾燥はゆっくりと時間をかけて進め、適切な水分値となるまで約28日間かけて行います。

高品質のコーヒーを生産するために、栽培・収穫・生産処理・保管状況までのすべての工程において、抜け目なく一生懸命に取り組んでいます。
クロップ毎の天候や栽培状況、どうすればすべての工程においてより良い仕組み、成果を得られるのかを常々考え、環境と共存しながら品質や生産量を確保しようと努力しています。

200g ¥2808
200g x 2bags ¥5076(1個あたり¥2538)
生産国:ブラジル(Brazil)
生産地域:アラポンガ、ミナス・ジェライス州(Araponga Minas Gerais)
農園名:セハ・ド・ボネ(Serra Do Bone)
農園主:マテウス・ロペス・サングラード(Matheus Lopes Sanglard)
品種:レッドカトゥカイ種(Red Catucai)
生産処理方法:パルプドナチュラル(Pulped Natural)
標高:1250m
焙煎度合:浅煎り
ITEM CODE:
BN-brazil-serradobone
¥2,808~¥5,076(税込)